太陽系唯一ある惑星「地球」

 

私たちが住むこの地球のこと、知っていますか?

何気なく住んでいる地球ですが、驚くべきこともたくさんあるのです。

地球の不思議に迫ってみましょう。

 

・地球ってどんな惑星?

まずは、地球の基本情報をみてみましょう。

太陽からの平均距離は1億4960万km、大きさは赤道半径6378kmです。

重さは質量といわれますが、およそ60垓(がい)トン。あまり聞き覚えのない単位ですね。

兆(ちょう)⇒京(けい)⇒垓(がい)なので、ものすごく重いということはわかります。

 

太陽系の中で、太陽から3番目の位置にいます。

太陽系で唯一表面に水がある惑星でもありますね。

そして、生物がいる惑星でもあります。

 

太陽からほどよい位置にいるため、液体として水を保つことができるのです。

 

地球の表面7割は海です。液体として保っている水のほとんどは海にあるので、このため生物が住みやすい環境が出来上がっています。

太陽系は8つの惑星・160以上の衛星がありますが、生物が確認されているのは地球だけなのです。

 

 

・どうして地球には四季があるの?

 

地球には四季がある国がありますね。私たちが住んでいる日本には四季があります。

春は温かく、夏は暑い、秋は涼しく、冬は寒い、よく考えればとても不思議です。

 

それはなぜかというと、地球は太陽の周りを公転するのに1年かかります。

そして、自転軸が約23.4度傾いた状態で公転します。これにより、季節の変化が起きるのです。

 

日本が夏のとき太陽は北半球側から光をあてます。

このとき光の量が多くなるので北半球は暑くなり、光の量が少ない南半球は寒くなるのです。

その反対に、日本が冬のとき太陽は南半球から光をあてるので、北半球は光の量が少なくなるので寒くなり、南半球は光の量が多くなるので暑くなります。

 

日本にある春や秋は、その中間です。そのため、過ごしやすい季節になるのですね。

                                                                                                                                                                                                   

               

 

・大気と水

地球には大気があります。

地球を取り巻いている大気は厚さは約500km、全体の78%が窒素で21%が酸素、アルゴン(大気中にある3番目に多い気体)や二酸化炭素によって酸素がほかの惑星よりも多いのが特徴です。

この大気のおかけで、太陽からの紫外線やX線などの有害なものを通さずにいることができます。

そのほか地球の熱を宇宙に逃がすこともありません。

 

そしてこの大気、まだまだ活躍しています。

この大気の中にある水蒸気は雨・雪になります。水になり海になるのです。

大気と水、この2つが適度な温度を保って地球は生物が住みやすい環境を作っているのですね。

 

ちなみに、地球が青く見えるのは空と海が青いからなのですが、それはこの大気に関係しています。

大気は光を拡散させる働きがあるため、太陽光が地球に届いたときには青色の光が強調されて見えるのです。

大気の成分で変わるため、地球と違う成分の大気を持った惑星の空は別の色をしており、赤い空の惑星もあります。

 

・濃い密度1位

 

「密度」という項目から見ると、太陽系の惑星内で最も密度が高い惑星は地球となります。

水の5.5倍、鉄の0.7倍です。

 

地球は、中心から核(固体の鉄やニッケル合金)→外核(液体の鉄やニッケル合金)→マントル(ケイ酸塩)→地殻(ケイ酸塩)という構造です。

場所によって地殻の厚みが異なっていますが、大陸だと平均約50km、海洋で平均約5km。

 

地球の90%は鉄・マグネシウム・酸素・珪素といった高い密度の元素からできています。

そのため、濃い密度1位は地球なのです。

なぜそうなったのかというと、太陽が誕生した際、太陽風で密度の小さい元素(水素やヘリウム)は外へ吹き飛ばされて、密度の大きい元素だけが残ったためといわれています。

 

では、地球よりも大きな木星や土星はどうなのかというと、実は密度は小さいのです。それは水素やヘリウムからできているガス惑星だから。

中でも土星は水より軽いので、巨大プールに入れたら浮いてしまうほど!

驚きですよね!

 

・ほんと?!地球の不思議

地球には、まだまだ不思議なことがたくさんあります。

 

地球の1日は24時間となっていますよね。でも実は、24時間もないのです。

正確には23時間56分4秒となります。ご存知でしたか?

それに加え、月が地球から遠ざかっていることもあり1日の時間が少しずつ短くなっていくといわれています。                                                                                                                                                                                                                                                             

 

そして地球と惑星がぶつかって地球の破片が集まり月ができたというお話。

詳しくは「謎だらけ?!美しい月に秘められた真実」に記載されています。

 

地球はまだまだ人類未踏の地があり、その場所の生態系などもわかっていません。

それに地球の大半を占めている海にいる生き物も全体の約10%しか把握されてはいないのです。

 

宇宙よりも海など深海の生物の方が謎が多いとまでいわれているのです。

 

地球にはわかっていないことや不思議なことがたくさんあるのですね。



いかがでしたか?

知らないことや驚くべきことがありますよね!

これから科学の進歩によって解明されていくであろう地球の不思議。

楽しみながら待ちましょう。今以上に驚くような結果になるかもしれませんね。

地球に一番似ている惑星「金星」

地球に一番似ているといわれている金星。

夕暮れや日の出に明るく輝いて見える金星は、一番星と言われますよね。

 

一番星が地球に似ている?!どこがどう似ているのか、みてみましょう。

 

・金星ってどんな惑星?

 

まず、金星の基本情報を知りましょう。

 

太陽からの平均距離は1億820万km、水星の次に太陽に近い惑星ですね。

そして、地球に一番近づく惑星です。地球から金星までは4140万km。

大きさは赤道半径6052kmなので地球の0.95倍。地球に対しての質量は0.815倍です。

 

数字を見ると、大きさ・重さ共に地球とあまり差がないことがわかります。

しかし、これだけでよく似ているといわれているわけではありません。

内部構造も地球とほぼ同じだと考えられていることも深く関わっています。

 

地表から約30kmの深さまでケイ酸塩からできている地殻があります。

その下にはケイ酸塩からできているマントル、中心部は金属の鉄やニッケルからできている核があります。

 

この構造からみても、地球と同じような構造のため金星は地球に似ているといわれているのですね。

 

・金星は雲に覆われている

 

金星には、ほぼ二酸化炭素からできている分厚い大気があります。

二酸化炭素には強い保温効果があるので、金星の表面温度は昼・夜共に摂氏470度!

これは、太陽に一番近い水星よりも高い温度です。

 

これだけ温度が高いのですが、太陽から直接地表に届いている温度ではありません。

どういうことなのでしょう?

 

実は、金星の大気中には硫酸の粒でできた雲がものすごい厚さで広がっています。その雲が太陽の光を遮っているのです。

そしてこの雲、硫酸の雨を降らせます。しかし、地表が高温なので地表に到達する前に蒸発してしまいます。

 

では、表面はどうなっているのでしょう?

実は、火山によって作られた地形が多いことが判明しています。隕石からなるクレーターもありますが、3km以下のものはないのが特徴です。

それは分厚い大気があり表面に届かないから。

5億年以上前のクレーターも見つかっていません。このことから、大きな火山活動によりクレーターが埋められた可能性があるからです。

ということは、5億年前に大きな火山活動があったと考えられます。

金星は溶岩で作られた地形が多いため、地球や火星に比べて平坦な惑星といえます。

 

・なぜその方向に?!金星の1日と満ち欠け

 

金星の公転周期は約225日で、自転周期は約243日です。

自転の方が長いので、1年よりも1日の方が長い特徴があります。

そのうえ、自転方向がほかの惑星と反対向きとなっているので、太陽は西から昇って東に沈んでいく不思議な惑星です。

ただ、金星からは分厚い雲の影響で太陽は見えません。金星がなぜ、この自転なのかはまだわかっていないのが残念です。

 

地球からみて、太陽の近くに金星があります。そのため、夕方・明け方の空に見え、夜中は見ることができません。

「宵の明星」・「明けの明星」と呼ばれるのは、聞いたことがある方も多いのでは?

空に見える一番最初の星「一番星」は、金星のことなのです。

 

金星は月のように満ち欠けをします。それは地球のすぐ内側を回っているので、金星と地球の間が遠いときと近いときでは、金星の見える大きさが変化するのです。

最も太陽から離れると、半月形に見えるときもあります。

月の様に満ち欠けをするなんて、不思議な惑星ですね。

 

・「あかつき」は日本の金星探査機

 

日本初の金星探査機「あかつき」は2010年5月に打ち上げられました。

H-IIAロケット17号機によって打ち上げられ、順調に飛行。しかし、2010年12月17日軌道制御用の主エンジンが故障、失敗に終わりました。

その後2015年12月7日に、金星の周回軌道へ入れることに成功。2016年4月から定常観測を行っています。

 

「あかつき」の役割は、金星全体の気象現象や地表、宇宙空間に出る大気観測など。

大きな疑問のひとつに金星表面に吹き荒れる暴風「スーパーローテーション」があります。秒速100mの風は100時間ほどで金星を1周してしまうほど。

自転の周期が遅いのに対し、なぜこのような強風が吹いているのかが分かっていないため「あかつき」は解明できるよう期待されているのです。

 

・金星をみつけよう!

 

 

金星は、さきほどお話したように夕方と明け方に見ることができます。

夕方なら西、明け方なら東の空です。

太陽系で地球よりも内側の軌道を公転するので内惑星といい、太陽近くの空に見えるのが特徴となります。

そのため、真夜中には見えない惑星です。

 

夕方や明け方に太陽の方向を見てみましょう。とても明るく光っている星があるはずです。

金星が一番明るく光るときは、マイナス4等級にもなります。

※等級とは天体の明るさを表すものです。数字が小さい方が明るいのですが、0等級よりも明るい天体はマイナスを用います。

 ちなみに太陽はマイナス26.7等級。

 

一番星といわれているくらい早く光る星なので、きっとわかるはずです。

単なる星と思っていたものが金星だと知ると、なんだかワクワクしますね!



いかがでしたか?

とても不思議な惑星の金星ですが、地球に一番似ているとは驚きですよね。

一番星と呼ばれる金星を見つけてみましょう。

きっと、「1日の終わりのご褒美に」・「これから始まる1日を頑張るための元気の源」になってくれるはずです!

一番小さく重い惑星「水星」

水星は太陽に一番近い惑星とはわかっているけれど、実際どういう惑星なのかはわからないという方が多いのでは?

太陽系で一番最初に出てくる水星についてみてみましょう。

・水星ってどんな惑星?

 

まず、水星の基本情報から見ていきましょう。

 

水星は、太陽系で最も太陽に近い惑星ですね。

太陽からの距離は平均5791万km、大きさは直径4879kmです。地球の約5分の2の大きさ、18分の1の重さとなっています。

 

なぜこんなに小さいのに重いのか、それは直径3分の2から4分の3の巨大な核があると考えられているからです。

でもこの巨大な核、固体だと思いますよね。小さな惑星だからこそ、急速に冷えていくので中は固体であると考えられていました。

 

しかし、月や惑星の探査機「マリナー10号」が水星固有の磁場を発見したため、地球と同じように内部は溶けているのでは?となり液体の核を持っている可能性が高くなったのです。

水星の構造は、鉄やニッケル合金でできた大きな核、外側にケイ酸塩のマントル、そして一番外側にはケイ酸塩の地殻があります。

鉄やニッケルの核が大きいからとても重いのですね。

 

これだけ小さな惑星なのに、何故核が溶けた状態で存在できるのかは大きな謎となっています。

 

・水星クレーター

 

水星の表面は、どうなっていると思いますか?

 

太陽の近くにある水星は、日没直後と日の出の直前の短い時間しか見ることができません。

短時間しか確認できないので、観測することが困難でした。そのため、詳しいことは分かっていなかったのです。

 

ここで登場するのが、さきほどの「マリナー10号」。初めて水星の表面を観測することに成功したのです。

すると月のように、無数のクレーターで覆われていることが判明!

一番大きなクレーターは直径1300km、水星の直径4分の1以上!これは、「カロリス盆地」と呼ばれています。

ほかにも、しわのような地形は高さ2kmを超える断崖「リンクル・リッジ」。

水星が作られたとき、とても熱かった核が冷えて収縮する際に縮んで作られたのではないかといわれています。

 

とても不思議な惑星ですよね。

 

・水星の1日と1年

 

では、水星の1日はどうなっているのでしょう。

太陽のまわりを1周するのにかかる日数は、88日です。ということは、水星の1年は88日なのですね。

ちなみに、1自転は59日かかるので水星の1日を夜明けから次の夜明けまでと考えた場合、地球の176日分もかかることがわかりました!

 

この結果、水星の1年よりも1日の方が長くなる、ということが判明。

1日が1年の2倍とはなんとも不思議なものですね。

 

水星で日が当たる面はどうなっているのかというと、地球から見える月と同じように、同じ面を太陽に向けていると考えられていましたが、水星は太陽を2周する間3回自転していました。

なぜ同じ面を向けていると考えられていたかは、観測に関わっています。

 

地球で水星を観測できるのはごくわずかな時間です。

日没直後と日の出直前、この観測したときはいつも同じ面を向けていたからなのです。

でも本当は違ったのですね。

                                                                                                                                                                                                                                           

 

・こんなに違うの?!昼と夜の温度

 

昼と夜の温度差が激しい惑星は多いですよね。そのため、人間が住むには無理のある気候となってしまいます。

 

太陽に一番近い水星は、光や熱の影響を非常に強く受けています。

それはなんと地球の7倍!

 

昼は表面温度が摂氏400度!太陽にもっとも近いだけのことはあります。

反対に太陽の方を向いていない面は摂氏マイナス160度まで下がります。

これは大気がほとんどないことに加え、ゆっくりとした自転なので、太陽に当たっていない面は熱を奪われてしまうからなのです。

(ちなみに、摂氏マイナス160度とは長い夜が明ける直前の温度となります。)

 

太陽から一番近い惑星なので暑いであろうと思われますが、大気や自転の関係でここまで冷えてしまうのですね。

大変過酷な環境です。

 

・水星をみつけよう!

 

水星は、地球から見るには太陽が沈んだ直後と太陽が昇る直前にしか見えないとお話しましたね。

太陽に近い惑星ですから、日が沈む西と日が昇る東に見ることができます。

しかし見える位置はとても低い位置です。そして少し明るい時間帯にしか見ることができないので探すのはとても大変。

 

これだけ見つけにくい水星ですが、一番見える時期があります。

それは太陽から一番離れた時期、この時期が一番見えるのです。

この時期を「東方最大離角」・「西方最大離角」と呼びます。地球からみて、内惑星が太陽の東側・西側にある時期のことをいいます。

 

「東方最大離角」の時期は日の入りの西の空、「西方最大離角」の時期は日の出前の東の空でよく見えることになるのです。                                                                                                                                                                         

水星を見つけるには、まず金星を見つけましょう。

金星はとても明るい星なので見つけやすいです。金星の付近にそこまで明るくないですが光っている星があれば、それが水星です。

日没の40分後、日の出の40分前に数分間というとても短い時間ですが、見ることができるのでチャレンジしてみてはいかがでしょう?

 

※2018年は12月7日頃〜12月24日頃の期間、日の出直前の南東の空に水星をみることができます。

 



いかがでしたか?

小さいのに重い惑星といわれている水星。

地球から見るにもわずかな時間しか見られないので、あまりなじみがなかったのかもしれません。

2018年は冬の明け方にみることができそうなので、早起きして温かい服装でみることができるといいですね!

 

 

 

 

ワクワク!日食・月食は神秘現象

日食と月食が起きるのは、とても不思議なことですね。
ニュースになるほど、たくさんの方が注目している天体ショーですが、どうして起きているのかをご存知ですか?
今さら聞けない日食・月食についてお話します。

 

 

 

・日食はどういう現象?どうして起こるの?

天体が、ほかの天体の周りを回ることを公転といいます。
地球は太陽の周りを反時計回りに公転していて、月も地球の周りを反時計回りに公転していて、約27日で1周します。

月と地球の公転で、太陽・地球・月の位置が毎日変化しています。
日食は、太陽と地球の間に月が入って、一直線に太陽→月→地球が並んだときに起きる現象です。
地球では、限られたところで太陽の一部もしくは全てが月で隠されて、太陽の光が届きません。
そのため昼間なのに暗くなるのです。

月で太陽が一部隠されたら部分日食すべて隠されたら皆既日食と呼びます。
そして、月が太陽をすべて隠せなかったとき、太陽が輪のように見えることがあります。
これを、金環日食と呼ぶのです。

 

 

 

・月の大きさが変化する?日食は珍しい現象

先ほど、月が太陽をすべて隠す場合と、隠せなかった場合があるとお話しましたね。
ということは、月の大きさが変化しているのでは?と思われた方、そうです!

地球が太陽を公転している軌道・月が地球の周りを公転している軌道は、完全な円形ではないのです。
それぞれ、細長い楕円形となっていて、いつも変化しています。

月でみてみましょう。地球に一番近付いたときは約35万kmで、一番遠いときは約40万km。
5万kmの違いがあり、地球からみたときは直径約10%も違うのです。

月が地球に近い場合に起きた日食は、完全に隠れるので皆既日食となりますが、遠くにある場合に起きた日食は、完全に隠すことができないので金環日食となります。

27日で月が地球を1週するなら、日食は珍しい現象ではないのでは?と感じますよね。
でも、珍しい現象というだけの理由があります。
それは、地球の公転軌道と月の公転軌道が約5度傾いていることが原因です。
この傾きにより、一直線に並ぶ現象がめったに起きることがないのです。

そして、月の直径は地球の4分の1。月が地球に影を落とすのは限られた場所のみとなるので、
見られる場所も少ないことから珍しい現象といわれています。

 

 

 

 

 

・日食スケジュール

今後の日食スケジュールをご案内します。

*2019年 1月 6日   部分日食 日本の全国各地でみられます
*2019年 7月 2日   皆既日食 チリ、アルゼンチン
*2019年12月26日 部分日食 日本各地で小さな部分日食
*2019年12月26日 金環日食 アジア中東・インド南部・インドネシア・シンガポール・グアム島
*2020年 6月21日  部分日食 西日本で大きく欠けます
*2020年6月21日   金環日食 アフリカ中央部・アジア中東・インド北部・中国・台湾
*2020年12月15日 皆既日食 南太平洋・南米・南大西洋など
*2021年 6月10日  金環日食 カナダ・グリーンランド
*2021年12月 4日  皆既日食 南極大陸
*2022年 5月 1日   部分日食 南太平洋・チリ・アルゼンチン・ボリビア
*2022年10月25日   部分日食 ヨーロッパ・アフリカ・アジア西部
*2023年 4月20日 部分日食 日本列島南岸で小さな日食
*2023年4月20日  金環皆既日食 南インド洋・東南アジア

2023年の金環皆既日食は、金環日食と皆既日食が同時に観測できるとても珍しい現象です。
場所によって、金環日食が見えるところと、皆既日食が見えるところがあります。
17年に1度、一部の地域でのみ見ることができる貴重な現象なのです!

2023年以降は2030年まで日本での日食は見られません。
2020年6月21日に西日本で見られる部分日食が近年で一番見えそうです。
楽しみですね♪

 

 

 

 

 

 

・月食はどういう現象?なぜ赤い?

日食のほかに、月食もありますね。日食と月食はどうちがうのでしょう?

日食は、太陽と地球の間に月が入ることをいいましたね。
月食とは、太陽と月の間に地球が入ることをいいます。

月は自ら光る天体「恒星」ではありません。太陽の光を反射しているので、地球からは光って見えます。
太陽の光が当たっていない部分は、地球からは見ることができないのです。

太陽→地球→月の順で一直線に並んだ際、地球の影が月に入って月が欠けて見える現象が、月食
となります。
日食のように全く見えなくなるのではなく、月は赤色に見えます。
それは、太陽の光が地球の大気を通過して、波長の長い赤い光だけが屈折して月にあたるから。
波長が短い青い光は、空気によって散乱してしまうので、月まで届かないのですね。

日食は限られた場所でしか見られませんが、月食は月が見えるところであればどこでも見れます。
月食も、皆既月食と部分月食があります。

 

 

 

 

・月食スケジュール

今後の月食スケジュールをご案内します。
半影月食とは、小さな範囲のみ一部分が欠ける現象なので、肉眼ではほぼ見ることはできません。

*2018年 7月28日 皆既月食
*2019年 1月21日  皆既月食
*2019年 7月17日  部分月食
*2020年 1月11日・6月6日・7月5日・11月30日 半影月食
*2021年 5月26日 半影月食
*2021年11月19日  部分月食
*2022年 5月18日  皆既月食
*2022年11月 8日  皆既月食
*2023年 5月 6日  半影月食

2018年1月31日にあった皆既月食は、晴れていたのでよく見えましたね!
真っ赤になった月が神秘的な現象でした。
7月28日に起こる皆既月食は、1月に比べると見えにくいかもしれませんが楽しみにしましょう。

 

 



 

 

 

いかがでしたか?
日食・月食とも神秘的な現象です。天候の影響で見られるか左右されてしまう点でも貴重といえます。
日食を見るのは限られた場所ですが、月食はどこでも見られますので天気がよければ外に出て、月を見てみましょう。

ラッキーなことが起こるかも?!

2018年夏、火星大接近!!

2018年の今年、火星が地球に大接近することはご存知ですか?

火星が大接近するとは、どういうことなのでしょう?

そのとき火星はどのように見えるのかを調べてみました。

 

 

 

・火星は赤く輝く惑星

 

みなさんもよくご存知の火星。太陽系では地球のひとつ外側を公転している惑星ですね。

火星人がいる!という噂も耳にしたことがあるのでは?それだけ身近な火星ですが、火星は宇宙や地球からどう見えているかご存知ですか?

火星という名のごとく、やはり赤く見えます。

ですが、この赤は「火」の赤ではありません(当たり前でしたね)。

地球のように表面に海がなく、酸化鉄(赤サビ)が大量に含まれているので、赤く見えるのです。

 

惑星の色は不思議ですね。地球が綺麗な青色に見えるのは海のおかげですから、海の存在はとても大きなものであると実感できます。

 

この、赤く輝く火星を見たいと思いませんか?

 

2018年の夏、チャンスが訪れます!

 

 

 

 

 

・火星大接近ってどういうこと?

 

太陽系の惑星は、それぞれ異なる周期で太陽のまわりを公転しているため、惑星の位置はいつも変わっています。

太陽に近い惑星は、1周のスピードが速く、遠くなるにつれて遅くなります。

 

地球は火星の内側を公転しています。地球公転周期は365日、火星公転周期は687日です。

約2年2カ月の周期で追いついて、追い越すのですが、この時期に火星と地球の距離が近くなります。

それを、火星接近といい、最も距離が近くなるときを最接近といいます。

ちなみに、火星の軌道は少しつぶれた楕円形、そのため最接近する距離は毎回異なるのです。

 

2018年は、火星が最接近する年であり、地球と火星の軌道がさらに近くなり大接近する年になります。

1月1日、地球と火星は3億キロメートル離れています。

それが、夏になると5759万キロメートルまで接近!

そして木星よりも明るくなるのです。

 

ただ、残念なことに最接近の時刻は、日本ではまだ空に火星が昇ってきていません。

しかし、その時刻だけ近付いているわけではなく、数週間同じ方向に公転しているので接近状態が続きます。

 

2018年の夏から冬の始め頃にかけて、赤く輝く惑星「火星」を見ることができるのです。

 

 

 

 

・いつ頃、どのあたりに見えるのかな?

 

まず、一番接近する日は、2018年7月31日です。

このときの距離は5759万キロメートル、これが大接近と呼ばれる日です。

このとき時刻は16時50分、日本ではまだ、火星が空に昇ってきていません。

 

日本では、19時前に南東の空から昇り、真夜中頃に真南に見えます。

21時頃、東の空から月が昇ってくるのですが、月の光に負けないほど赤く輝きます。

とても綺麗に見えるでしょう。

 

これは東京で見える時間ですが、日本のどの都市でも見え方はほぼ同じです。

赤く輝く火星を見られる日が、この日だけではないと先ほどもお話ししましたね。

 

実は1月〜4月頃までは、真夜中過ぎに東の空から昇り始め、日の出前の東から南東に見えます。

5月以降は真夜中より前に昇って、日の出前の南の空で光り輝きます。

6月下旬には、さらに明るく見えるようになり、7月8日からは木星よりも明るくなるのです。

 

そして7月31日を迎えるのですが8月もまだ見ごろが続いて、日の入りよりも先に、東の空から昇ってきます。

9月も引き続き見えており、宵の南東から南の空に見えるので観察しやすくなります。

ただ、9月11日以降は木星よりも暗くなります。

土星よりは明るく光るのでまだ観察できますね。

10月〜12月も宵の南の空に見えています。

大接近していたときに比べると、だいぶ暗くなっているのですが、空気も澄んでいるのでみることはできそうです。

 

 

 

 

・火星の観察は望遠鏡を使ってみよう!

 

火星の最接近を観察するなら、望遠鏡を使って見ることをおすすめします。

なぜなら、表面の模様「大シルチス」が見えるからです。

最接近付近、火星はとても明るく輝いているので、肉眼でも大きく見えるような気がするのですが、火星の形や細かい変化はやはり望遠鏡でないとみることは難しいです。

望遠鏡を使う際はできるだけ口径の大きな望遠鏡を使ってみましょう。

表面の模様がとても観察しやすくなります。

 

しかし、望遠鏡で見る火星の模様はとても淡く見えます。

さらに、地球の大気のゆらぎが原因でゆらゆら揺れているように見えるのですが、わずかにゆらぎが小さくなり見えやすくなるときがあります。

じっと観察していると、その瞬間が訪れますので根気が必要ですね。

 

望遠鏡でゆっくり時間をかけて観察していれば、きっと火星表面の模様を見ることができるはずです。

楽しみながら、観察してみましょう。

 

 

 

 

・次の火星最接近はいつ頃?

 

火星が地球に最接近するのは、約2年2カ月ごとでしたね。

次の最接近は、2020年10月6日で、距離は6207万キロメートルとなります。

2018年の最接近より、少し離れていますね。

それでも、とても明るく見えるので、観察も楽しいものになるでしょう。

 

それからは、最接近の日でも距離が少しずつ離れてしまうので、小さく見える時期が続くでしょう。

2018年に見える距離に一番近い次の最接近は、2035年9月11日となります。

5691万キロメートルまで近付くので、2018年に見える火星の大きさよりも少し大きく見えます。

2018年の次に大きく見える年が2035年ということは、2018年の今年に是非とも見ておきたいと思いませんか?

 

ちなみに、2003年に最接近した距離は5576万キロメートルで、とても大きく見えていました。

次に2003年を上回る最接近は、2287年8月29日で距離は5569万キロメートルです。

これは、とても大きく見えるでしょう。残念ですが、今の私たちには2287年の火星大接近は見ることができませんね。

それまでに、何度か2018年よりも大接近する年はありますので、そのときしっかりと見ておきたいものです。

 



 

 

いかがでしたか?

2018年は火星が地球に最接近します。

夏の夜空に、赤く輝く火星を見ることができるなんて、とてもおもしろいですよね。

今年の夏は、天体ショーで盛り上がりましょう!!