謎だらけ?!美しい月に秘められた真実

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夜空に浮かぶ美しい月、いつも何気なく見ている月ですが、月っていったい何なのかと疑問に思ったことはありませんか?

夜になれば現れ、いつも違う表情をみせる月の謎に迫ってみましょう。

 

・月は地球の衛星

 

衛星とは、惑星・準惑星・小惑星の周りを公転する天体のことをいいます。

人工的につくられたものではなく、自然にできた天然の天体です。

 

月は地球の周りを回っているので地球の衛星となります。

地球の約4分の1の大きさ、81分の1の重さです。

天の川銀河にある太陽系の衛星の中で5番目に大きい月ですが、これほど大きな衛星を持った惑星は地球のみです。

そして、人類が地球以外で降り立ったことのある唯一の天体が月なのです。

 

地球から月までの距離が約38万km、これは地球の赤道のまわりを9周半ほどした距離なのでだいぶ遠く、すぐに行ける距離ではありません。

 

誰もが月に行ける日はだいぶ先といえますね。

 

ちなみに、銀河系の惑星の輪などの氷や岩石の小天体は衛星とは呼びませんので注意しましょう。

 

・謎多き変わった天体、月

 

地球のたったひとつの衛星である月ですが、かなり変わった特徴を持っています。

それは、ほかの衛星にはみられない特徴です。

 

その特徴とは、質量比が大きいところ。

月の質量は地球の約100分の1、惑星の質量に対してこれほど大きな質量を持っている衛星は月以外はありません。

でも、なぜ小さな地球がこれだけ大きな質量を持った衛星をもつことができたのかは謎のままです。

 

例外として、準惑星の冥王星と冥王星の衛星カロン。

これは、カロンの質量が衛星に対してあまりにも大きく、共通重心が宇宙空間にあるので二重天体のように考えられています。

 

月の中心には核があって、その周りにマントル、表面は地殻という構造。

この地殻ですが、地球側が薄くなっていて重心が地球側に偏っています。

なぜかこの状態で安定しているのです。

 

月は謎が多く、ほかの衛星とは違うちょっと変わった天体だということがわかりますね。

 

・月の起源はさまざま

 

この銀河系でどのように月が生まれたのかを調べてみると、さまざまな説があることがわかりました。

それは、大きく4つの説に分けられます。

 

◎親子説

地球が誕生とき、現在よりも地球の自転は高速でした。

そのため、地球が誕生したすぐあと遠心力で原始地球の一部が離れてつくられたという説です。

ですので、地球と月は親子ではないかといわれています。

 

◎兄弟説

星は、ガスや塵(ちり)で作られた円盤に囲まれています。

その中で、塵が集まり地球と一緒に月もつくられたという説です。

地球と同じ塵から作られたので兄弟ではないかといわれています。

 

◎他人説

地球ができたあと、近くを通った小天体が重力のある地球に捕まり、月になったという説です。

地球とは繋がりがない他人なのではといわれています。

 

◎ジャイアント・インパクト説

巨大な衝突が起きたのではないかということです。

原始地球に小天体が衝突。

衝突の影響で地球や小天体の破片が散らばり、それらが集まって月がつくられたという説です。

 

現在では、4番目にあげたジャイアント・インパクト説が有力ではないかといわれています。

 

・何に見える?月の模様と満ち欠け

 

月をよく見ると、不思議な模様が見えますよね。月の表面にはクレーターと呼ばれるでこぼこした部分があります。

その部分は高地で、白のように見えます。反対に黒のように見える部分は平野で、海と呼ばれています。

 

この模様は、日本ではよくお餅をつくうさぎと例えられますよね。

外国では、ロバや本を読む女性、髪の長い女性などといわれています。

不思議な模様は、国によって違いがありおもしろいですね。

 

ほかにも不思議に思うのが、月の満ち欠け。

満月になったり、三日月になったり太陽のように毎日同じ形をしているわけではありません。

それは、太陽に関係しています。

 

地球と月の自転と公転が同じタイミングなので、常に月は同じ面を地球に向けています。

月は約30日かけて地球を1周しますが、その期間太陽の光があたる場所がいつも変わるため、満ちたり欠けたりしているように見えるのです。

 

昔は月の満ち欠けで暦をよむ太陽暦がありました。現在では旧暦といわれています。

・「かぐや」の存在

 

2007年9月、日本は本格的に月探査機を打ち上げました。

その名は「かぐや」。

全長4.8m、重量3tで先端部に「おきな」「おうな」という「かぐや」と同じ形の子衛星2機を搭載。

月の上空で順番に切り離されました。

そのほか、ハイビジョンカメラなどを含んだ14種類の観測装置をつみ、月の綺麗な映像はもちろん、科学的データを複数送ってきました。

アポロで見ることができなかった、南極や北極、月を全体的に観察することに成功したのです。

 

約1年半、月の周りを回り「かぐや」は調査を終了。

2009年6月、月面の所定位置に落下させることに成功しました。

 

月面落下させた理由は「かぐや」に倍以上の燃料を積まなければいけないことや、ミッションに影響が大きく出てしまうことを考えて行ったと公表されています。

 

「かぐや」の存在は、人類にとって大きなものだったのですね。



いかがでしたか?

いつも見ている月ですが、未だに謎に包まれている部分もあります。

これから技術が進化してさらに分かってくることがたくさんあることを期待しています。

 

いつか月に行ける日を楽しみに♪