夏に見える星座をみつけよう!

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夏は夜空を見上げるにはとてもいい季節です。昼間の暑さもなく、涼しくなってくるので長い時間見ていることもできます。

花火のあとに、ゆっくり星空を見上げてみては?

 

※5月午前2時前後、6月午前0時頃、7月22時頃、8月20時頃に見える星座です。

 

・花火のあとに!夏の大三角と七夕伝説

 

夏の夜は花火の季節ですね!夜、外にでることも多い夏は、星空を見上げてみてください。

南北にかけて、少し東にカーブをしている天の川をみることができます。うっすら白く輝いている川の中に、明るい星が5つ十字架の形に並んでいます。

これがはくちょう座、夏の星座の代表といっても過言ではありません。

明るい1等星のデネブがあり、分かりやすい形なので、夏の星座を探すときは、はくちょう座から始めるといいでしょう。

 

はくちょう座から南に目を向けると、天の川を挟んで明るい1等星が2つ、わし座のアルタイルとこと座のベガが見えます。デネブ・アルタイル・ベガを繋げると、夏の大三角になるのです。

 

1年に1度、7月7日に天の川をはさんで愛し合う二人が会える七夕の夜、その主人公「ひこ星」と「おりひめ星」は、「アルタイル」と「ベガ」といわれています。

 

梅雨が明けた夏は、晴れた日が続くので星空を見上げるチャンスです!

 

・夏の北に見える星座

 

春に引き続き、おおぐま座、こぐま座、きりん座、りゅう座、カシオペア座は見ることができます。

中でも春より、よく見えるりゅう座。伝説の動物「竜」を表した星座で、小さな四角形に並んだ星が竜の頭にあたる部分で、長い胴体を大きく折り曲げています。

北極星のまわりを回っている星座で、尻尾はこぐま座とおおぐま座の間に伸ばしています。

 

りゅう座にも、ギリシャ神話があります。

ギリシャ神話によく登場する英雄ヘラクレス、黄金のりんごを取ってくるという冒険があります。

りんごは、世界の西の果てであるヘスペリデスにありました。大神ゼウスと女神ヘラの結婚祝いに大地の女神、ガイアが贈ったもの。

黄金のりんごの木を守っていたのが、この竜です。竜は眠らずにしっかりと木を守っていたので、疲れてうっかり居眠りをしてしまいました。

その間にりんごは取られてしまったのですが、竜は長い間黄金のりんごの木を守っていたことが認められて、星座になったといわれています。

 

・夏の南に見える星座

南には、さそり座、おおかみ座、みなみのかんむり座、いて座、たて座、へびつかい座、

空高くにはヘラクレス座もあります。春の東に見えていたてんびん座やへび座も。さそり座、いて座、てんびん座は黄道十二星座ですね。

たくさんの星座の中でも、南の空に大きく存在しているのがへびつかい座です。

 

へびつかい座は、へびに絡みつかれている医術の神アスクレピオスを表した星座です。

さそり座の上に大きな将棋の駒ような形をしている、へびつかい座にはギリシャ神話があります。

 

音楽の神、アポロンと人間の間に生まれたアスクレピオス。医者としてたくさんの人々を怪我や病気から救ってきました。アスクレピオスはさらに医術を極め、不老不死の研究をするように。

ついには、死者を生き返らせることができるようになったのです。

しかし、死者の国を司る神たちは怒り、アスクレピオスは星座にされました。蛇は医術の象徴、そしてアスクレピオスの使いだったといわれています。

 

・夏の東に見える星座

 

東には、夏の大三角があるので、はくちょう座、わし座、こと座。ほかにはみずがめ座、やぎ座、ぺガスス座、こぎつね座、いるか座、こうま座が見えます。

みずがめ座、やぎ座は黄道十二星座です。

天の川も東寄りのため、夏は東に星座が集中して星座が見えるのです。

 

東に見える星座の中で、こと座について「オルフェウスのたて琴」として悲しいギリシャ神話があります。

音楽の神アポロンの子であるオルフェウスは琴の名手。とても美しい妻のエウリディケと暮らしていましたが、エウリディケは草むらにいた毒蛇に噛まれて死んでしまいました。

オルフェウスは悲しみ、妻のあとを追って死の国へ。妻を帰してほしいと琴を奏でたところ、その美しい音に心打たれた冥界の神ハデスは、地上に出るまで振り返らないことを条件にエウリディケを帰しました。

あと少しで地上に出るとき、オルフェウスは嬉しくなり思わず振り向いてしまったのです。再び死の国に引き戻されたエウリディケ。

オルフェウスが悲しみと共に死を迎えたとき、大神ゼウスは哀れみ天の星座、こと座にしました。

 

・夏の西に見える星座

 

西には、しし座、おとめ座、うしかい座、かみのけ座、りょうけん座、かんむり座が見えます。

夏の西は、比較的星座が少ないようです。しし座は黄道十二星座ですね。

 

かんむり座についてのギリシャ神話をご紹介します。かんむり座はうしかい座とヘルクレス座に挟まれた半円型で、王冠を表しています。小さな星ではありますが、とても見つけやすいです。

 

酒神ディオニュソスが妻のアリアドネい贈った冠だといわれています。

それは、怪物ミノタウルスの話と関わりがあるようです。

怪物ミノタウルスを倒すために来た、テセウスという青年と出会ったアリアドネは、一目で恋に落ちました。地下での戦いに勝ったテセウスですが、無事地上に戻れたのはアリアドネの手助けによるものでした。テセウスは自分の国にアリアドネを連れて帰る途中、「アリアドネを連れて帰ると不幸になる」という神託を受け、アリアドネは知らぬうちに置き去りされました。

悲しみの中にいたアリアドネの前に、酒神ディオニュソスが現れました。美しいアリアドネにディオニュソスは結婚を申し込んだ際に、贈った冠がかんむり座になったといわれています。

 

 

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いかがでしたか?

夏は花火大会やお祭りがあるので、夜外にでることも増えますよね。

この時期にしか見えない星座もありますので、ゆっくり星空を眺めてみてはいかがでしょう。

神話を知ると、さらに星座探しが楽しくなりますよ。